特集 診療記録と情報管理
市中病院におけるオーダリングシステムの運用と情報の活用—静岡県立総合病院の医療情報システム
鏑木 恒男
1
,
小島 紘一
2
,
中島 俊明
3,4
,
河原崎 貴伯
5
,
足立 敏栄
6
1静岡県立総合病院
2静岡県立総合病院第1診療部
3静岡県立総合病院医療情報室
4静岡県立総合病院放射線
5静岡県立総合病院薬剤部
6静岡県立総合病院看護部
pp.882-887
発行日 1993年10月1日
Published Date 1993/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900476
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本院トータルオーダリングシステムの概要
現在の静岡県立総合病院は,昭和58年2月にそれまであった静岡県立中央病院(静岡市)と静岡県立富士見病院(清水市,結核療養所)とを統合する形で静岡市の県農業試験場跡地に建設開院した.開院時院長は三好秋馬先生である.
診療科目は21科で,病室は一般600床,結核100床で,外来患者数は1,250〜1,300名/日である.静岡県の死亡率順位1〜3位の悪性腫瘍,脳血管障害,虚血性心疾患の制圧を主とした高度医療を行う目的で,検査,放射線・核医学の高度医療機器や集中治療室(ICU, CCU, RCU)が整備された.
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