連載 日常看護のブラッシュアップⅡ 改良と変革・7
はじめました!オーダリングシステム
池田 美代子
1
,
齊藤 理代
1
,
香取 秀則
1
,
根本 麗子
1
,
北川 洋子
1
1千葉県立佐原病院
pp.698-703
発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100761
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IT革命の波にのり,設立48年の当院でも2001年4月から患者サービスの向上と経営改善を目的にオーダリングシステム(以下,オーダリング)を導入しました.オーダリング導入準備のため,2000年10月,看護部にHIS(Hospital Information System)委員会を設置し,看護業務がスムーズに行なわれるようさまざまな検討を行ない,現在も活動を続けています.
HIS委員会は,副看護部長,看護師長,各セクションの看護師1名ずつの計10名の構成です.オーダリングの意味すら十分に理解しないまま委員会活動が始まり,しかも5か月後にはスタートすることが決まっており,“とにかくやらねば”という思いで必死でした.HIS委員会を中心に,平均年齢40歳代の当院看護職員が,IT対応に必死に取り組んだ汗と涙の経過を報告します.
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