検査ファイル
細菌検査のオーダーリングシステム
立川 良昭
1
,
宮子 博
1
,
後藤 陽一郎
1
,
菅原 弘一
1
1大分医科大学附属病院検査部
pp.226
発行日 1995年3月1日
Published Date 1995/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902273
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細菌検査は感染症の起炎菌を決定するための検査であり,敗血症,中枢神経系の感染症では死亡あるいは重い後遺症を残すことが多く適切な抗菌薬選択のために起炎菌の迅速診断が要求される.そして,起炎菌が決定されてから直ちに検査室から臨床医への報告がなければ迅速診断の価値は半減する.当検査室では,オーダリングシステムを採用することにより,検査依頼から結果報告までの作業工程の簡略化,結果報告の迅速化などに貢献することができたと考えられるので,その方法について述べてみる.図に現在の細菌検査オーダリングシステムの概要を示す.細菌検査室のオフィスプロセッサーにはNEC3100/S80(192MB)を用いている.
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