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特集 日米合同セミナー—学習と行動の神経生理学的基礎
大脳半球摘除術患者の知能および人格検査法の成績について
The Results of the Intelligence and Psychological Tests after Hemispherectomy
植木 幸明
1
,
橘 玲子
2
,
山口 昭二
2
Yukiaki Ueki
1
,
Reiko Tachibana
2
,
Syoji Yamaguchi
2
1新潟大学脳研究所脳神経外科学教室
2新潟大学医学部精神医学教室
1Department of Neurosurgery, Brain Research Institute Niigata University
2Department of Psychiatry, Niigata University School of Medicine
pp.101-114
発行日 1971年6月30日
Published Date 1971/6/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904693
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はじめに
脳性小児片麻痺に対する大脳半球摘除術の一般臨床的成績については詳細にのべてきたので,いまここでさらに詳述する必要6)7)11)14)15)16)21)22)24)25)26)27)28)29)はない。
われわれは12例にかかる大脳半球摘除術を行ない.術後5ないし12年を経過したが,今回はそのうち知能および情動の面の検索ができた5例について報告したいと思う。
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