Japanese
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特集 日米合同セミナー—学習と行動の神経生理学的基礎
側頭葉切除猿の社会失認行動とその機序
Socio-Agnostic Behaviors following the Bilateral temporal Ablations in Japanese Macaque
岩田 金治郎
1
,
安藤 雄治
1
,
都守 淳夫
2
Kinjiro Iwata
1
,
Yuji Ando
1
,
Atsuo Tsumori
2
1名古屋大学医学部第一外科
2日本モンキーセンター
1The First Department of Surgery, Nagoya University School of Medicine
2Japan Monkey Centre
pp.87-100
発行日 1971年6月30日
Published Date 1971/6/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904692
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緒言
行動や学習の生理学的機構を研究する方法は種々あり,中でも電気生理実験の方法は長足の進歩をとげている。しかし,これも方法論上の疑問ないし限界も指摘されている1)。
著者は,脳切除実験の立場をとり,部分的脳切除障害が動物の行動(映画発表)2)や学習能力に如何に影響する3,4)かを観察調査し研究を進めた。
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