Japanese
English
特集 脳のシンポジウム
主題 脳と行動
諸種中枢作用薬と行動—とくにその電気生理学的背景について
The Electrophysiological Basis of the Behavioral Effects of some Central Acting Drugs
小林 龍男
1
Tatsuo Kobayashi
1
1千葉大学医学部薬理学教室
1Department of Pharmacology, School of Medicine, Chiba University
pp.484-486
発行日 1966年10月25日
Published Date 1966/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904328
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Ⅰ.薬物の中枢作用
一般に薬物の中枢作用をみる場合にまず動物のbehaviourに対する影響をみることはきわめて単純できわめて重要なことであり,最近の中枢作用薬の進歩とともにそのscreeningなどにとくに強調されているところである。
たとえば,視床に障害があるといわれるsyndromethalamiqueと称せられる感覚障害を主とした運動障害がくることが知られている。
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.