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特集 第5回神経化学懇話会
一般演題
19.肝臓におけるトリプトプアン代謝と視床下部自律中枢の役割
Role of the hypothalamus on the metafabolism of tryptophan in rabbit liver
嶋津 孝
1
Takashi Shimazu
1
1大阪大学医学部第三解剖学教室
1Dept of Anatomy of Medicine, The Univ. of Osaka
pp.907-910
発行日 1963年8月25日
Published Date 1963/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904085
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Tryptophan pyrrolase***は下図に示す様にtryptophanからformylkynurenineを生ずる代謝過程を触媒する酵素系であつて,動物では専ら肝臓に存在することが知られている。
1951年Knoxらはラッテ肝臓の本酵素活性が基質であるTryptopllan2)或いはCortisolle3)の投与によつて著明な上昇を示すことを報告した。爾来,本酵素は動物における代表的な誘導酵素として,その誘導機作について多くの興味が払われてきた。
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