Japanese
English
特集 第9回脳のシンポジウム
主題:脳血管性障害
脳血管性障害の疫学
Epidemiological study on cerebrovascular disease in Japan
広田 安夫
1
Yasuo HIROTA
1
1九州歯科大学内科
1Department of Internal Medicine, Kyushu Dental College
pp.1115-1122
発行日 1973年12月10日
Published Date 1973/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431903585
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疫学的研究の基本として,疾病頻度の時間的・地理的差異を手がかりにして,その疾病の予防に役立つ因果関係を明らかにしようとする方法がある1)。
ここではわが国における脳血管性障害の頻度にみられる最近の推移について,死亡統計,全国の剖検記録および福岡県久山町での10年間にわたる一般地域住民を対象とした追跡研究の成績を検討し,現状を明らかにするとともに,発症要因についても考察を加えた。
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