ゲストライブ〜Improvisation〜・22【特別“読書”会】
マニュアルを置いて“臨床小説”を読もう—論文では表せない「臨床医」の思考や姿勢
古関 麻衣子
1
,
國松 淳和
2
,
玉井 道裕
3
KOSEKI MAIKO
1
,
KUNIMATSU JUNWA
2
,
TAMAI MICHIHIRO
3
1千葉県済生会習志野病院 精神科
2医療法人社団永生会 南多摩病院 総合内科・膠原病内科
3諏訪中央病院 総合診療科
pp.387-397
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204233
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國松氏による本誌連載「臨床小説—後悔しない医者」が、前号で最終回を迎えた。2020年4月号から3年間、全35回にわたって描かれたのは「10症例」。時にタイムリープが起こり、患者が亡くなるに至った“分岐点”に戻って、診療がリブートされた。耳で異常を聞き分け、目で検体を見て診断できる臨床医も登場した。しかし、これらは荒唐無稽な能力なのか? そもそも、なぜに医学雑誌で“SF小説”を!? 「臨床」を物語として書くこと・読むことの効能を、筆者とともに語り合う“読書会”を行った。
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