特集 新時代の「在宅医療」—先進的プラクティスと最新テクノロジー
【各論Ⅰ】東日本大震災から10年—「福島」における地域医療の今
「復興地域」の医療の現状と課題—原発事故の影響と医療ニーズの拡大・多様化
谷川 攻一
1,2
1福島県ふたば医療センター
2福島県ふたば医療センター附属病院
キーワード:
東日本大震災
,
被災地
,
原発事故
,
住民の帰還
,
地域医療
,
復興
Keyword:
東日本大震災
,
被災地
,
原発事故
,
住民の帰還
,
地域医療
,
復興
pp.832-836
発行日 2021年7月15日
Published Date 2021/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203262
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原発事故による「住民」の避難と帰還
筆者が院長を務める「福島県ふたば医療センター附属病院」が所在する福島県双葉郡は、2011年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所(以下、福島第一原発)事故により、最も大きな被害を受けた地域である。
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