Japanese
English
レター
倫理という視点から議論された福島第一原子力発電所事故
The Fukushima nuclear accident: nurses discussed from ethical perspectives
太田 勝正
1
,
小西 恵美子
2
,
松成 裕子
2
Katsumasa OTA
1
,
Emiko KONISHI
2
,
Yuko MATSUNARI
2
1名古屋大学大学院医学系研究科
2鹿児島大学
1Nagoya University Graduate School of Medicine
2Kagoshima University
キーワード:
原発事故
,
被ばく
,
リスク
,
倫理
,
交流集会
,
nuclear power plant accident
,
radiation exposure
,
risk
,
ethics
,
information exchange
Keyword:
原発事故
,
被ばく
,
リスク
,
倫理
,
交流集会
,
nuclear power plant accident
,
radiation exposure
,
risk
,
ethics
,
information exchange
pp.76-78
発行日 2013年3月15日
Published Date 2013/3/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
臨床に関する事に限らず看護についてのさまざまな経験を共有することは、看護の発展に重要である。学問である看護学は、それらを学術論文としてまとめ、しかるべき査読の後に公表することが第一に求められる。たしかに、形式を整えまとめられ、同僚専門家による方法論などのチェックを経た学術論文の価値は高い。しかし、どの学問分野にも、どんな専門的実践にも、充分に整理されていない知見や、論拠が多少曖昧な見解等は存在する。それらには、情報共有する価値が全くないのだろうか?それらは、次の研究や実践の参考にはならないのだろうか?
本誌4(1)には、投稿の手引きに示された手続きに基づけば、不採択のために陽の目を見なかったかも知れない原稿が、具体的な査読コメントとともに「その他」というカテゴリーで編集委員会企画として掲載されている。このような企画は学術誌としてはおそらくは希であり、本誌の査読への真摯な取り組みを学会員が生に感じる貴重な機会を提供したと考える。
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