特集 被災地のプライマリ・ケア復興に向けて
【3.11を振り返る】
災害医療コーディネーターとして活動して
西澤 匡史
1
1公立南三陸診療所
キーワード:
東日本大震災
,
南三陸町
,
災害医療コーディネーター
,
地域医療
,
多職種連携
Keyword:
東日本大震災
,
南三陸町
,
災害医療コーディネーター
,
地域医療
,
多職種連携
pp.68-70
発行日 2013年1月15日
Published Date 2013/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102719
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私は東日本大震災において南三陸町の医療統括本部の責任者,ならびに宮城県の災害医療コーディネーター(J1)という立場で災害医療に関わってきた.今回の震災では海岸から3km内陸まで浸水し,役場,消防署,警察署,銀行,商店街など町の主要な建物は壊滅的な被害を受けた.医療機関も公立志津川病院(病床数126床)と6カ所の医科診療所があったが,津波によりすべての医療機関が壊滅的な被害を受けた.
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