What's your diagnosis?[183]
コブラツイスト
後藤 雅史
1
,
小山 弘
1
1国立病院機構京都医療センター総合内科
pp.308-312
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201383
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病歴
患者:60代、男性。
主訴:炎症反応高値。
現病歴:来院9カ月前、DIC(播種性血管内凝固症候群)を伴う左肺化膿症にてA病院に入院し、メロペネム、アンピシリン/スルバクタムを計4週間投与され治癒した。8カ月前から慢性C型肝炎に対してペグインターフェロンα-2b、リバビリンにて5カ月間治療を行った。3カ月前、炎症反応高値を認め、A病院へ再入院。ピペラシリン/タゾバクタム、メロペネムにて軽快した。その後再度、炎症反応高値を認めたため、紹介受診した。
既往歴:小学生の時に急性虫垂炎にて手術。
内服薬:アセトアミノフェン屯用。
生活歴・アレルギー歴:ex-smoker(3カ月前まで20本/日)。飲酒習慣なし。独居。建築関係の仕事(9カ月前より休職中)。ピペラシリン/タゾバクタムにてショック症状。
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