国試にたずねよ・15
—「症候学」を国試にたずねる—適々斎塾編❶下痢・頭痛・浮腫
中西 重清
1
,
山中 克郎
2
,
須藤 博
3
,
上田 剛士
4
,
板金 広
5
1中西内科
2諏訪中央病院総合内科
3大船中央病院 内科
4洛和会丸太町病院 救急・総合診療科
5いたがねファミリークリニック
pp.397-403
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201413
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2016年4月、「開業医の、開業医による、すべての医師・医学生のための医学塾」をスローガンに、「21世紀 適々斎塾」(p.305)を開塾しました。病歴聴取や身体診察に重点をおいた実臨床さながらの勉強会で、総合診療の達人たちを講師に抜擢しています。月に1回、大阪に集合するだけで、診療が楽しくなるという斬新な企画で、より深く、広く、楽しく進化中です。若者(医学生・研修医)の参加も多く、年齢関係なしで会場は熱気に満ちあふれています。
「国試問題って、臨床で使えるな。国試対策講義を適々斎塾で開講すれば、学生さんも集まるし、われわれも若返れる。これって一挙両得かも!」という甘い?企画で、特別セミナー「国家試験をぶっとばせ!!!」の開催は決まりました。このセミナーのレベルは予想以上に高く、大きな学びを得ました。実際に医師国家試験に役立つセミナーだったかどうかは、今年度の国試を解答して楽しみたいと思います。
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