特集 コミュニケーションを処方する—ユマニチュードもオープンダイアローグも入ってます!
【理論編】
患者・医師間のコミュニケーション—その作用の背景とエビデンス
本田 美和子
1
1国立病院機構 東京医療センター 総合内科
キーワード:
患者-医師関係
,
言語コミュニケーション
,
非言語コミュニケーション
,
マルチモーダル・コミュニケーション
Keyword:
患者-医師関係
,
言語コミュニケーション
,
非言語コミュニケーション
,
マルチモーダル・コミュニケーション
pp.568-571
発行日 2017年5月15日
Published Date 2017/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200900
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医療の効力と創造性を高めるコミュニケーションができているか
患者-医師関係は、双方向性のコミュニケーションによって形成される。臨床医は誰もが患者の健康に自分が最善と考える医療を提供しようとするが、そのためには❶相手の健康観や意向を知り、❷自分が提案する医療の内容とそれがもたらす利益と不利益の可能性を説明し、さらに❸行った医療の結果について互いに評価することが必要である。
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