連載 外来診療に差をつけるコミュニケーションスキル・11
励ましの伝え方:「がんばって」の使い方をまちがっていませんか
長谷川 万希子
1
1高千穂大学人間科学部
キーワード:
励まし
,
患者満足度
,
患者-医師関係
Keyword:
励まし
,
患者満足度
,
患者-医師関係
pp.1498-1503
発行日 2010年8月10日
Published Date 2010/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104590
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若手の総合内科医にとって,面接がきわめて基礎的な力であると気づくのは,定時の外来を担当するようになってからではないでしょうか.限られた時間とリソースの中で,効率よく,診療の質を担保して,患者との関係を上手に築いていくことができないと,外来日はかなり悲惨な結果となります.食事もままならない,夕方遅くまで終わらない,病棟ナースから嫌な顔をされる…….こうならないように,コミュニケーションスキルを鍛えませんか.
本連載は『コミュニケーションスキルトレーニング――患者満足度向上と効果的な診療のために』(医学書院,2007)を執筆した私たちの仲間が,テキストでは十分に紹介できなかったことも含めて,誰でもが修得できるテクニックや,回避できるピットフォールをご紹介します.ご期待ください.
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