特集 動悸・息切れ─ヤバい病気の見つけ方 そして見つからなかった時の対処法
【動悸・息切れ症状の標準的マネージメントとプラスワン】
慢性心不全のマネージメント
長谷川 拓也
1
,
北風 政史
2
1国立循環器病研究センター心臓血管内科
2国立循環器病研究センター臨床研究部
キーワード:
息切れ
,
うっ血の評価
,
運動療法
,
動悸
,
抗凝固療法
,
植え込み型除細動器
Keyword:
息切れ
,
うっ血の評価
,
運動療法
,
動悸
,
抗凝固療法
,
植え込み型除細動器
pp.35-37
発行日 2015年1月15日
Published Date 2015/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200042
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慢性心不全の治療に関しては,ガイドライン1)にもあるように,β遮断薬,アンギオテンシン転換酵素(ACE)阻害薬,アルドステロン受容体拮抗薬(ARB)など,標準的な治療は記載されている.これらの処方により多くの心不全患者は特に問題なく経過するが,経過中に体調が悪くなることもあり,息切れ,浮腫,動悸がみられることが多い.
本稿では慢性心不全患者における息切れ,動悸に対する考え方,対処法について述べる.
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