Japanese
English
特集 膵画像診断の最新動向
各論
膵疾患診断におけるUSの役割
The latest transabdominal ultrasonography images of pancreatic diseases
今井 元
1
,
北野 雅之
1
,
門阪 薫平
1
,
宮田 剛
1
,
鎌田 研
1
,
坂本 洋城
1
,
小牧 孝充
1
,
工藤 正俊
1
Hajime IMAI
1
,
Masayuki KITANO
1
,
Kunpei KADOSAKA
1
,
Tsuyoshi MIYATA
1
,
Ken KAMATA
1
,
Hiroki SAKAMOTO
1
,
Takamitsu KOMAKI
1
,
Masatoshi KUDO
1
1近畿大学医学部 消化器内科
1Department of Gastroenterology and Hepatology,Kinki University School of Medicine
キーワード:
造影超音波検査
,
3D超音波検査
Keyword:
造影超音波検査
,
3D超音波検査
pp.106-112
発行日 2012年3月15日
Published Date 2012/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100533
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要旨
近年の各種画像検査の向上により胆膵領域における画像診断は飛躍的に向上している.その中で,超音波画像検査領域では造影超音波および3D超音波などが注目されている.造影超音波検査は膵充実性腫瘤の質的診断に有用である.造影超音波検査において,膵管癌はhypovascularパターンを呈する.造影超音波検査において,膵管癌はhypovascularパターンを呈する.また腫瘍内に腫瘍血管をリアルタイムで観察できるようになった.造影超音波検査は膵充実性腫瘤の質的診断に有用である.3D超音波検査では膵管内乳頭粘液性腫瘍などの囊胞性病変の構造の客観的な把握に有用性がある.
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