--------------------
編集後記
真口 宏介
pp.288
発行日 2008年5月15日
Published Date 2008/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100052
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
寒かった冬も終わり,ようやく暖かくなってきました.夏には,北京オリンピックが開催されます.楽しみではありますが,最近の中国のニュースからは,無事に終了できるのか心配になります.環境問題,あふれる人の数,脅威の国です.「とても見に行きたいとは思わない.テレビで十分」と思っているのは私だけでしょうか.そういう私も,4月に北京,9月には上海に呼ばれています.家族にはキャンセルしなさいと促されていますが,行かなければなりません.でも,行けばきっとよい街だったと思うことでしょう.「百聞は一見にしかず」.自分の眼で見て感じてきたいと思います.
さて,1999年に発刊した「消化器画像」も10年の節目を迎え,より病態・治療に迫る肝胆膵専門誌を目指し,雑誌名を「肝胆膵画像」に改めました.そして,今回初めてCD-ROMによる動画を取り入れました.この試みは,きっと皆さんに喜んでいただけるものと確信しています.聞いたり,読んだりするだけでなく実際の手技を見て学ぶことが重要だからです.特に,最近では低浸襲性治療としてInterventionが注目され,その中心にはUSと内視鏡が位置しています.超音波内視鏡(EUS)は,その両方にあてはまります.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.