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特集 超音波革命―ハーモニックイメージング
ハーモニックイメージングとはなにか
Hamrmonic Imaging
久保田 敬
1
,
吉田 祥二
1
,
久 直史
2
Kei KUBOTA
1
,
Shoji YOSHIDA
1
,
Naofumi Hisa
2
1高知医科大学放射線科
2図南病院放射線科
1Department of Radiology, Kochi Medical School
2Department of Radiology,Tonan Hospital
キーワード:
ティッシュハーモニックイメージング
,
造影ハーモニックイメージング
,
超音波
,
非線形特性
,
超音波造影
Keyword:
ティッシュハーモニックイメージング
,
造影ハーモニックイメージング
,
超音波
,
非線形特性
,
超音波造影
pp.645-653
発行日 2000年11月15日
Published Date 2000/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900226
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画像診断分野における技術的進歩は著しい.なかでもハーモニックイメージングと超音波造影剤の出現によって,今後の超音波診断の飛躍が最も期待されている.従来,超音波診断は種々のアーチファクトの影響を受けやすく,かなり読影しづらい部位も多かった.また,造影剤を使用できなかったためにスクリーニング的使用が中心となることもあった.しかし,ティッシュハーモニックイメージングはノイズの低減によって,組織構造をより明瞭に描出できるようになった.ハーモニックイメージングは造影剤の検出に最も適したものと考えられている.本項では,これからの超音波診断の要となるハーモニックイメージングの機序,特性に関して述べた.
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