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特集 外科が求める肝・胆道癌の術前画像
胆囊癌の術前進展度診断と術式決定―内科の現状
Diognosis of Extent of the Gallbladder Carcinoma
窪川 良廣
1
,
須山 正文
1
,
崔 仁煥
1
,
田所 洋行
1
,
越川 均
1
,
大久保 祐直
1
,
加藤 圭
1
,
松村 祐志
1
,
佐藤 信紘
1
Yoshihiro KUBOKAWA
1
,
Masafumi SUYAMA
1
,
Sai JINKAN
1
,
Hiroyuki TADOKORO
1
,
Hitoshi KOSIKAWA
1
,
Hironao OOKUBO
1
,
Kei KATOU
1
,
Yuuji MATSUMURA
1
,
Nobuhiro SATOU
1
1順天堂大学消化器内科画像診断研究室
1Department of Gastroenterology,Juntendo University
キーワード:
胆囊癌
,
進展度診断
,
CT
,
血管造影
,
超音波内視鏡
Keyword:
胆囊癌
,
進展度診断
,
CT
,
血管造影
,
超音波内視鏡
pp.383-388
発行日 2003年5月15日
Published Date 2003/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100466
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要旨 切除胆囊癌について自験例を中心に深達度診断の現状をCT,血管造影,EUSについて検討した.CTはse以深,hinf2以上の高度進展例では有用であったが,早期癌,ss癌の深達度診断率は50%台にとどまった.血管造影も高度浸潤例には有用であったが,encasementの有無から早期癌とss癌およびhinf0とhinf1を鑑別することは困難であった.EUSでは早期癌,se以深で90%以上に正診できたが,ss癌の診断率は32.1%と低く,各種画像を合わせても早期癌とss癌の鑑別の困難な例が多く,さらに検討が必要と思われた.
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