発行日 2003年2月1日
Published Date 2003/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003197827
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膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMT)の画像診断について,特にEUSとIDUSの重要性について述べた.一般的にはIPMTの手術適応は主膵管径,結節の高さ,拡張分枝膵管径により決定されることが多い.これらを正しく評価するにはEUS,IDUSは不可欠の検査である.主膵管径や結節の高さの評価,切除線の決定にはIDUSが優れていたが,全体像の把握にはEUSが不可欠であり,両方の検査をうまく組み合せて悪性度診断をすることが肝要である
©Nankodo Co., Ltd., 2003