Japanese
English
特集 MDCTは膵・胆道癌の診断にどこまで迫れるか
MDCTは胆嚢癌の診断体系を変えたか
Diagnositic Imaging of Gallbladder Carcinoma by MDCT
窪川 良廣
1
,
須山 正文
1
,
崔 仁煥
1
,
松村 祐志
1
,
加藤 圭
1
,
近森 正康
1
,
高橋 靖
1
,
安野 慶
1
,
丸木 実子
1
,
渡辺 純夫
1
Yoshihiro KUBOKAWA
1
,
Masafumi SUYAMA
1
,
Jinkan SAI
1
,
Hiroshi MATSUMURA
1
,
Kei KATO
1
,
Masayasu CHIKAMORI
1
,
Yasushi TAKAHASHI
1
,
Kei ANNO
1
,
Jitsuko MARUKI
1
,
Sumio WATANABE
1
1順天堂大学医学部消化器内科
1Department of Gastroenterology, Juntendo University School of Medicine, Tokyo
キーワード:
胆囊癌
,
進展度
,
MDCT MPR
,
CT angiography
Keyword:
胆囊癌
,
進展度
,
MDCT MPR
,
CT angiography
pp.151-156
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100026
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要旨
胆囊癌の術前診断にはUS,EUS,CT,MRI,血管造影などがあるが,MDCTの進化によりCTで他の検査をカバーできる情報が得られるようになった.局所の癌の形態はMPRによる冠状断,矢状断で判断しやすくなるが,それ以上に遠隔転移の有無に欠かせない検査である.3次元CT angiographyで血管走行の把握も容易になった.MDCTの1回の撮影により,症例によってはEUSを,また診断としての血管造影を省くことができる.
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