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特集 外科が求める肝・胆道癌の術前画像
序/外科が求める術式決定の必須画像
Essential Imaging Diagnosis of Hepatobiliary Cancer for Surgical Decision-making
高山 忠利
1
Tadatoshi TAKAYAMA
1
1日本大学医学部第3外科
1Third Department of Surgery,Nihon University School of Medicine
キーワード:
肝癌
,
胆道癌
,
画像
,
手術適応
,
術式決定
Keyword:
肝癌
,
胆道癌
,
画像
,
手術適応
,
術式決定
pp.311-313
発行日 2003年5月15日
Published Date 2003/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100456
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はじめに
肝癌・胆道癌に対する手術術式は多彩である.術式は癌の進展度に立脚して選択され,進展度は各種の画像による総合診断でなされる.同じ癌を扱っても内科と外科で主たる興味が異なっていることにしばしば遭遇する.肝細胞癌を例にすれば,内科では画像による早期発見や悪性度評価が第一義となり,外科では進展度評価や想定される切除断端での癌浸潤がより重要な注目点となる.そこで本特集では,肝・胆道癌の進展度診断と術式決定について外科側から要求する画像情報および内科側から提供できる画像情報の現状を対比する形式で解説していただき,術式選択の鍵となる画像所見および術式決定に到達するプロセスを総括したい.
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