学会印象記
OHBM 2016—Organization for Human Brain Mapping 2016 Annual Meeting(2016年6月26〜30日,ジュネーブ)
是木 明宏
1
1慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室
pp.1488-1489
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416200621
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2016年6月26〜30日,スイスのジュネーブで行われたOHBM 2016(Organization for Human Brain Mapping 2016 Annual Meeting)に参加した。OHBMは今回で22回目を迎える,ヒトを対象とした脳画像研究の世界最大級の学会である。脳画像研究に関わる研究者なら1度は参加したい,できれば継続的に参加したい学会といえる。参加者はがちがちの認知神経科学者から神経内科医や精神科医などの臨床家までと幅広い。それぞれが最新の脳科学研究を持ち寄り議論している。ちなみに昨年度はハワイ,来年度はバンクーバー,再来年はソウル,3年後はローマと決まっており,常に魅力的な都市で開催されるのもこの学会のよいところである。
さて今年はジュネーブだったが,学会場は空港のすぐそばにあり,周囲にもホテルが多く,非常にアクセスしやすい場所だった(写真1)。ジュネーブ市内にも10分ほどで行くことができた。
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