学会印象記
第12回国際パーキンソン病・不随意運動学会(2008年6月22日~26日,シカゴ)
佐光 亘
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1徳島大学医学部神経内科
pp.1498-1499
発行日 2008年12月1日
Published Date 2008/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416100404
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Movement Disorder Society(MDS)は,パーキンソン病とそれに関連する諸疾患群,hyperkineticな運動障害,筋緊張や運動制御系の異常による疾患群に関心のある臨床医,科学者,その他の医療従事者からなる組織として設立された。学会誌として『Movement Disorders』を発行し,年に一度国際パーキンソン病・不随意運動学会(International Congress of Parkinson's Disease and Other Movement Disorders)を開催している。2008年度は,6月22日から26日にかけて,アメリカ合衆国のシカゴで第12回国際パーキンソン病・不随意運動学会として開催された(写真1)。
シカゴは五大湖の1つであるミシガン湖の湖畔にあるアメリカ第三の都市である。高層ビル群やシカゴ美術館が有名であるが(写真2),昨今では日本人にとってシカゴといえば,シカゴ・カブスの福留孝介選手の活躍が一番に思い浮かぶところであろう。
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