学会印象記
第59回米国神経学会総会(2007年4月28日~5月5日,ボストン)
常深 泰司
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1東京医科歯科大学大学院脳神経病態学(神経内科)分野
pp.1002-1003
発行日 2007年9月1日
Published Date 2007/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416100137
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2007年4月28日から5月5日にかけて,ボストンのHynes Convention Centerを中心に開催された第59回米国神経学会年次総会(Annual Meeting of American Academy of Neurology)に参加してきました(写真1)。その様子をご報告します。
米国神経学会(AAN)は会員数2万人を超える大学会で,年次総会には1万人を超える参加者があり,世界で最も大きな総会の1つです。本年は1,687演題の発表がありましたが,採択率は約30%と難関で,特に海外からの演題採択率は低いそうです。今回は学会場が狭いため,例年に比べ演題数を絞らざるを得ず,さらに難しくなったようです。米国からの演題が多いですが,イギリス,フランスをはじめとするヨーロッパ各国,ブラジル,アフリカ,そして日本からの発表もあり,非常に国際色豊かで,学会場ではさまざまな言語が飛び交っています。
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