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『臨床内科医が使える! 糖尿病治療薬処方テクニック フローチャートでわかる薬剤選択・増量・変更・併用』
細井 雅之
1
1大阪市立総合医療センター糖尿病センター代謝内分泌内科
pp.524
発行日 2010年9月15日
Published Date 2010/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415101105
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今までの糖尿病の「治療薬ガイド」のなかには,2型糖尿病患者にはじめに処方する薬は「病態に合わせた薬物療法―インスリンも含め全8種」と記載されており,まるで「なんでもOK」の「玉虫色」のガイドもありました.これでは病態にくわしくない医師や糖尿病を専門としない実地医家の先生方は何を処方していいのか迷ってしまうのではないでしょうか.
清野弘明先生の『糖尿病治療薬処方テクニック』は患者さんの症状,罹病年数,肥満度,HbA1cの値からどの薬剤をどのくらいの量で処方すればよいのかがフローチャートでわかるように記載されています.しかもどの段階から何と併用すればよいのか,インスリン療法にはどの段階ではいるべきか,何単位から処方するかまで記載されています.
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