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特集 臨床医のための実践的食事療法
Ⅱ.食事療法の応用
宅配食品の利用―教育入院したつもりで体験する
Meal delivery for diabetes
加藤 則子
1
,
池田 祥子
1
,
加藤 光敏
1
1加藤内科クリニック
キーワード:
①食事療法
,
②宅配食品
,
③低たんぱく食
,
④在宅療養
,
⑤栄養管理
Keyword:
①食事療法
,
②宅配食品
,
③低たんぱく食
,
④在宅療養
,
⑤栄養管理
pp.295-300
発行日 2010年5月15日
Published Date 2010/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415101057
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□はじめに
糖尿病の治療は食事・運動療法が基本であるが,実践的指導を短い診療時間で行うことは難しい.この理由は患者個々の生活様式・習慣を把握したうえで,行動変容を促さなければなければならないからである.食事療法指導の一環として,食べて実感できる宅配食品の利用は価値がある.
糖尿病食事療法では「宅配食」の名称が使われている.しかし厚生労働省の指針では「宅配食品」と称されており,インターネットの検索でも後者のキーワードのほうが的確に検索できるので本編では「宅配食品」を用いることにした.
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