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特集 糖尿病の病態を「見える化」してみる―どこまでわかりやすくできるか―
糖尿病療養指導の全体像を「見える化」する
The essence of "visualizing" on diabetes therapeutic patient education
山田 憲一
1
1山田憲一内科医院
キーワード:
①療養指導
,
②情報技術
,
③生活習慣
,
④患者教育
,
⑤生活の質
Keyword:
①療養指導
,
②情報技術
,
③生活習慣
,
④患者教育
,
⑤生活の質
pp.63-69
発行日 2010年1月15日
Published Date 2010/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415101019
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糖尿病療養指導のうえで最も大切なことは,患者さんが自分自身の糖尿病の問題点に気づき,具体的に対処できるようになることである.この「気づき」や対処法には,患者さんの現況や今までの歩み,理解力,感情などが大きく関わっている.このような一人ひとりの患者さんに対し医療者側がもっとわかりやすく,なおかつ双方向から関わり合える方法,そしてより深く患者さんの心に働きかける方法を新しく考え出すことが必要になってきている.
今回のテーマは,『糖尿病療養指導を「見える化」する』である.「見える化」とは,患者さんにわかりやすく理解できるようにすることであり,共通した認識を持つことである.
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