特集 外来での子どもへの薬の使い方
One more JIM
崎山 弘
,
安次嶺 馨
,
酒井 玲子
,
堀田 秀樹
,
馬場 直子
,
市川 光太郎
pp.544-545
発行日 2001年6月15日
Published Date 2001/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414903277
- 有料閲覧
- 文献概要
Q1 正しい院外処方せんの書き方を教えてく ださい.
A 患者氏名,年齢,処方せんの発行日,処方せんの使用期限,医師の署名または記名捺印,医療機関の住所と名称は必須項目.保険処方せんであれば,保険者番号と被保険者の記号・番号も記載します.あとは処方内容になります.
薬品名は正確な綴り,明確な字体での記載が大切です,漢方薬の番号による処方も含め,略号は認められていません.薬品名は薬価基準に記載されている名称,つまり商品名で記載することが原則ですが,一般名も認められています.ただし,一般名が同一であっても,味,色,形は当然のことですが,効果に違いがあるものもありますから,薬を受け取る側の混乱を防ぐためにも普通は商品名で記載します.分量は内服薬では一日分,頓服では一回分を添付文書の用法・用量欄に記載されている量で,単位を付記して記載します.たとえば,抗生剤はmg (力価)での記載が一般的です.用量は投与総量を意味し,内服薬では投与日数をもって代用しています.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.