ワークショップ はじめての漢方診療・22
水毒の診療の実際・1―考え方と治療剤
三潴 忠道
1
1飯塚病院漢方診療科
pp.695-702
発行日 1998年8月15日
Published Date 1998/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902534
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■水(すい)は身体内の透明な液体とされ,その代謝異常を水毒といい,寒を伴いやすい.水毒は主に水の過剰・停滞・異常分泌状態であり,水滞ともいわれる.水毒の治療剤である駆水剤は,溢水時には利尿作用を呈することが多いが,脱水時には抗利尿的に作用し,利尿剤とは異なる.
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