ワークショップ はじめての漢方診療・23
水毒の診療の実際・2―様々な疾患における駆水剤の応用
三潴 忠道
1
1飯塚病院漢方診療科
pp.773-779
発行日 1998年9月15日
Published Date 1998/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902553
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■水の代謝異常である水毒(水滞)は,様々な疾患に関連する.関節などの炎症性腫脹,咳嗽,皮膚疾患などでは表付近の水毒が多い.心不全や慢性呼吸器疾患などの右心負荷のかかる病態や,胃炎や悪疽など嘔吐を伴う疾患でも駆水剤が応用される.
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