ワークショップ はじめての漢方診療・18
陰証期とその治療・1―芍薬を中心とした方剤群
三潴 忠道
1
1飯塚病院漢方診療科
pp.315-320
発行日 1998年4月15日
Published Date 1998/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902436
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■陰証期は病因に対して体力が劣り,闘病反応が弱い時期である.病位は裏が中心で,多くは寒が支配的な病態である.3つの陰証期の境界は陽証期ほど明確ではない.陰証の第1期は太陰病で,芍薬の含有方剤が治療の中心となる.
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