ワークショップ はじめての漢方診療・19
陰証期とその治療・2―太陰病期の治療の実際
三潴 忠道
1
1飯塚病院漢方診療科
pp.419-422
発行日 1998年5月15日
Published Date 1998/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902463
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■陰証期は生体の反応が弱く,ほとんどが虚証である.しかし,陰証の第1期である太陰病はまだ生体の反応が強く,しばしば実証となり,便秘が出現することもある.太陰病に適応となる小建中湯類は,虚弱な小児などの諸症状に幅広く適応となる.
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