ワークショップ はじめての漢方診療・9
少陽病期の漢方治療―小柴胡湯を中心に
三潴 忠道
1
1飯塚病院漢方診療科
pp.587-592
発行日 1997年7月15日
Published Date 1997/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902201
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少陽病は表・裏の間(半表半裏)に位置し,その最も真ん中に対応する治療方剤は小柴胡湯である.小柴胡湯には一連の柴胡含有方剤(柴胡剤)が連なり,虚実など病態の違いにより使い分ける.陽証の慢性疾患には少陽病が多く,柴胡剤は日常臨床で多用される.
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