ワークショップ はじめての漢方診療・21
陰証期とその治療・4―甘草乾姜湯を中心として
三潴 忠道
1
1飯塚病院漢方診療科
pp.603-609
発行日 1998年7月15日
Published Date 1998/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902508
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■陰証期は寒(冷え)が支配的で,体を暖める熱薬の代表である附子含有方剤が多用される.乾姜も附子に次ぐ熱薬であると同時に,肺や消化器の機能を整え,生体に元気を与える.陰証期が進行し生体の反応が虚弱となれば,乾姜含有方剤も重要となる.
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