JIM臨床画像コレクション
硝子体膿瘍の超音波画像(右眼球,14Hz)
佐藤 元美
1
1藤沢町福祉医療センター藤沢町民病院
pp.5
発行日 1997年1月15日
Published Date 1997/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902043
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60歳,男性.糖尿病を背景に黄色ブドウ球菌による肺化膿症とDIC (disseminated intravascular coagulation syndrome,播種性血管内凝固)治療中に急速に進行する右視力障害が出現した.IVH (intravenous hyperalimention,高カロリー輸液)や抗菌薬投与に関連する真菌性硝子体膿瘍と診断され,抗真菌剤投与にて視力の回復をみた.眼球超音波は他にも開眼できない症例での対光反射の確認などにも有用である.
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