目でみる当直医必須テクニック・1
救急患者の気管内挿管で口が開かない患者をどうするか―盲目的経鼻気管内挿管
安田 和弘
1,2
1(財)救急振興財団救急救命東京研修所
2巣鴨病院
pp.180-181
発行日 1996年2月15日
Published Date 1996/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901758
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救急患者に緊急で気管内挿管をする際に,患者の口が開かず,しばしば閉口する.盲目的経鼻気管内挿管のテクニックを身につけ習熟しておくべきである.意識レベルを低下させたり,筋弛緩を効かせる薬剤は原則として使用してはいけない(危険である).覚醒した状態での挿管(awake intubation)が基本である.
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