パリ・アメリカ病院での総合診療・1【新連載】
内科にも多い「パリ症候群」
木戸 友幸
1
1American Hospital of Paris
pp.182-183
発行日 1996年2月15日
Published Date 1996/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901759
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1995年4月よりフランス,ヌイイ市(パリ郊外)にあるパリ・アメリカ病院(American Hospital of Paris)にて当地の在留邦人のための総合診療に従事することになった.筆者は80年代前半,アメリカで総合診療のトレーニングを受け,その後10年間,国立大阪病院にて総合診療の実践ならびに研修医の指導にあたってきた.今回の仕事は,筆者の過去十数年間に畜積したノウハウを全く新たな臨床の場で実践する最高の機会ととらえ満を持して臨んでいる.これから何回かにわたって,当地での新たな体験を紹介し,筆者なりのコメントを加えることにする.なお,今回の赴任に至ったいきさつや,当院の詳細については,医学書院の「週刊医学界新聞」に1995年7月より連載中であるので,参考にしていただければ幸いである.
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