一般医のための画像診断セミナー
胃・十二指腸の超音波検査法
湯浅 肇
1
,
井出 満
2
1聖隷三方原病院総合診療部
2岸和田徳洲会病院腹部超音波室
pp.746-749
発行日 1994年8月15日
Published Date 1994/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901269
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■一般に超音波検査ではwindowをうまく工夫するのが1つのこつである.胃十二指腸の検査では肝windowを使用する工夫が重要である.
■体位変換によって胃腸内のガスを移動したり,臓器を変形,移動させて像を得やすくすることができる.
■通常,食道下部から胃,十二指腸球後部まではスクリーニングできる.特に体部小弯,胃角部,前庭部・十二指腸球部はいろいろな工夫をすればほぼ観察できる.
■肝胆膵脾の病変が,時に胃腸疾患に関係するということを念頭に置いて検査を行う.
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