一般医のための画像診断セミナー
胃・十二指腸潰瘍の超音波診断
湯浅 肇
1
,
井出 満
2
1聖隷三方原病院総合診療部
2岸和田徳州会病院腹部超音波室
pp.1134-1136
発行日 1994年12月15日
Published Date 1994/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901381
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
■潰瘍の基本像は壁の限局性の肥厚とその中に潰瘍の陥凹を示すhigh echoで構成される.
■潰瘍の超音波像を理解するには,潰瘍を火山にみたててイメージするとわかりやすい.
■潰瘍の超音波像は潰瘍底にgasのある像とない像があり,gasのある像が一般的である.
■潰瘍の超音波像は側面像と正面像があり,側面像は常に出るが,正面像も出すよう試みる.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.