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特集 一般医が知っておきたい先端医療
循環器科領域
経皮的冠動脈形成術(PTCA)成功後の長期予後と今後の取り組み方
Risk Stratification and Possible Therapeutic Option in Long-term Follow-up after Successful PTCA
野坂 秀行
1
1小倉記念病院循環器科
pp.892-895
発行日 1993年10月15日
Published Date 1993/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900973
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■PTCA(J1)が臨床の場に登場して16年間が経過した.適応の拡大に伴う初期成功(狭窄病変が拡張され,緊急ACバイパス術,急性心筋梗塞,院内死亡,という重大合併症を免れること)に関する議論はNHLBI報告1)に集約されている.
■New deviceの新たな登場により初期成功率の上昇が見込まれるというのがPTCAを含むinterventional cardiologyの現況である.
■しかし,PTCA成功後の経過中に発生する心事故の対策と予防的治療法は,今後に検討されるべき重要な課題としてまだ残っている.
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