総合外来
感染症治療は小児診療の中核
荒川 洋一
1
,
檜山 典子
1
1自治医科大学地域医療学・小児科
pp.840-842
発行日 1993年9月15日
Published Date 1993/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900962
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■細菌性髄膜炎・肺炎・尿路感染症をできる限り見逃さないため,発熱を主訴とする場合は,必ず初めに鑑別する.
■貧血・紫斑・発疹の有無を必ず確認する.末梢血液検査時には血液像も提出.忘れてならないのは川崎病,白血病などの小児がん.
■肺炎でも咳は軽度で聴診上ラ音が聴こえず,呼吸音の減弱のみのことがある.
■治りにくい"かぜ"の時は胸部X線写真を撮ってみる.
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