総合外来
深夜総合診療の技と心
矢吹 清人
1
1矢吹外科病院
pp.837-839
発行日 1993年9月15日
Published Date 1993/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900961
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■1974年わずか28床の外科系ミニ病院を始めて以来患者さんに「いつも何でもみる」ことを約束して実行してきた.最近は週4日の当直をパート医にお願いし,残る3日を院長の筆者が当直している.当然のことながら深夜に患者さんをみることが多く,週2~3回としても18年間で少なくとも2,000回以上は夜中に起きていることになる.
■夜中に起きるのはつらいこともあるが,これも町の医者の仕事のうち.慣れてしまえばさほどのことでもない.それどころか,これらの深夜の患者さんたちにはgive and takeで,昼の平常診療とは一味も二味も違ういろいろなことを教えられたように思う.
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