中小病院の光と影
地域中核病院の類型とその特徴
長松 宜哉
1
,
宮森 正
2
,
前沢 政次
3
Nobuya NAGAMATSU
1
,
Tadashi MIYAMORI
2
,
Masaji MAEZAWA
3
1大分県因尾診療所
2神奈川県千木良診療所
3自治医科大学・地域医療学
pp.493-496
発行日 1985年6月1日
Published Date 1985/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208600
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地域中核病院とは
病院という名称はいわば総称であって,非常に広範囲の医療施設を意味する言葉である.病床数ひとつを取り上げても,20床から1,000床を越える病院まで包含しており,○○病院という名称からその病院の規模や機能を想像することはできない.
一方,診療所の場合は有床と無床の区別はあるが,プライマリ・ケア医療機関としての機能を果たすことがその使命である.各専門領域を個々に担う診療所もあるが,そこにおいても各々の領域のプライマリ・ケア的な機能を有しているわけである.
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