総合外来
インターフェロン療法の"副作用"
高見 茂人
1
1柳原病院内科
pp.834-836
発行日 1993年9月15日
Published Date 1993/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900959
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■1992年1月より,C型慢性肝炎に対して組織学的に,活動性肝炎と確診されることを条件に,インターフェロン(IFN)の投与が保険適用となった.著効率は20~40%という.
■本療法には,多彩な副作用が高頻度にみられるが,これら医学的(身体的)副作用の他にも,肝生検が義務,高額である,自己注射が認められないなど,外来において本療法を実施・継続するには,インフォード・コンセントを含めて"副作用"(課題)が少なくない.
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