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特集 体腔液貯留の臨床―胸水,腹水,心のう液
各疾患への対応
悪性腫瘍による心のう液
Pericardial Effusions in Patients with Malignant Diseases
小野 芳孝
1
1安城更生病院化学療法科
pp.336-337
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900807
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- Abstract 文献概要
■癌性心のう液は肺癌,乳癌に合併することが多い.
■しばしば心タンポナーデで発症し,危険な状態となるので,的確な診断と迅速な治療が必要となる.
■治療は穿刺排液,持続的心のうドレナージ,外科的開窓術,制癌剤の局所注入,放射線照射などがあるが,腫瘍の性格や進展状況,予後も考慮し選択する.
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