特集 細胞診における非腫瘍性細胞のバリエーションをみる
3.体腔液(胸水・腹水・心嚢液)
丸川 活司
1
1北海道医療大学 医療技術学部 臨床検査学科
pp.333-336
発行日 2024年4月15日
Published Date 2024/4/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt52040333
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臓側漿膜と壁側漿膜の間に存在する体腔液は,生理的に少量存在し,各臓器相互の摩擦や癒着を防ぐ潤滑油的作用を担っている.体腔液は炎症性および腫瘍性疾患を含む種々の疾病に伴って増加し,その診断においては臨床的にも病理学的にも鑑別に悩むことが少なくない.
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