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特集 体腔液貯留の臨床―胸水,腹水,心のう液
各疾患への対応
感染性疾患による心のう液
Practical Approach to Patients with Infections Pericardial Effusion
安 隆則
1
1自治医科大学大宮医療センター心臓血管科
pp.334-335
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900806
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- Abstract 文献概要
■急性心膜炎では入院加療が原則であり,原因診断と治療を早急に行う必要がある.
■心タンポナーデや化膿性心膜炎が疑われれば,速やかにエコーガイド下で注意深く心のう穿刺を行い,タンポナーデを解除し,心のう液の塗抹で起炎菌を同定する.
■収縮性心膜炎への移行例では手術時期を逃さないためにも早期診断が肝要である.
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